〜探鳥会の記録〜(5月−7月)
2025年
5月11日(日) 男里川 晴れ 13名 28種
晴天となったことは喜ばしいのだが、今回の探鳥ルートは光をさえぎるものがないので、
日焼けが少し気になる条件下での探鳥となった。
最初に川べりに出たときに出迎えてくれたのはキアシシギといくつかの種類のチドリ類であった。
そのまま川の左岸を下るとチュウシャクシギの姿が多く見られた。やがて海に面した河口に到着
お目当てのキョウジョシギをはじめ、ハマシギ、トウネン、オオソリハシシギに出会うことができた
昨年は雨天中止となった男里川の探鳥会が実施できたことに感謝したい。 (中村)
5月25日(日) 錦織公園 曇りのち雨 13名 17種
天気予報では、終日曇天模様となっており、雨は降らないと予想して探鳥会を実施したが、
実際には途中で弱い雨が振り出し、探鳥を切り上げて昼食予定の河内の里の建物に退避
せざるを得なかった。探鳥はその時点で打ち切り、河内の里で昼食、鳥合わせを実施し、
少し早かったが解散した。このような中途半端な状態で実施となったので、参加者も少なく、
観察した鳥も少なかった。観察した鳥の中では、アオゲラの鳴き声を聞いたのが唯一の収穫で
あった。(事前の情報があったのが幸いした。) (仲)
6月8日(日) 池島 曇り 17名 19種
本日は池島です。梅雨入りも明日からの予報で今日も雨模様の曇り空でスタートです。
屋外 温度24℃、湿度69%です。今回の最大の目的は、タマシギ、ケリ、オオヨシキリです。
タマシギは一妻多夫でメスは卵を産みますが、抱卵、ヒナの養育などはオスが行います。
又テリトリーの防衛はメスが行い、メスの方が大きく(26cm)色彩もオスより派手で鮮やかな
珍しい野鳥です。
その後、心配された雨も降らず早めの昼食を済ませ鳥合わせをし、解散する。 (内田)
6月22日(日) 天見流谷 晴れ 19名 19種
本日の探鳥会は、もうすでに梅雨明け後のような梅雨の合間の朝からうだるような暑さの中
アオバズクを観察する事を主目的に開催された。
集合場所の天見駅では、いきなり集合時間前にここでは初確認のミゾゴイが観察され、
今年も八幡神社では期待したアオバズクを参加者全員が観察することができた。
その後は鳴き声のみで有ったが、アカショウビン、コジュケイも確認でき流谷方面から
八幡神社への往復の道すがら上空にはハチクマが飛びなどし、野鳥のみならず野草まで
ゆっくり観察することができた自然全般観察会として暑かった半日を終了した。 (西野)
7月6日(日) 根古谷 晴れ 10名 12種
根古谷は川辺りを谷筋に沿って歩くコースで、大半が木陰になっているため、それほでの
暑さは感じなかった。
紀見峠駅から探鳥を開始。最初に出迎えてくれたのはキセキレイだった。谷筋を歩く途中では
ミソサザイが飛び出すように姿を現した。また、昼食場所ではカケスの姿を確認できた。
確認できた鳥の種類は多くなかったが、それなりに楽しめた探鳥会となった。
昼食場所では大きなスズメバチが出てきたり、山道の真ん中でオオシオカラトンボの打水産卵を
見ることができたり、山は鳥から昆虫の季節へと変わっていることを実感した。 (中村)
7月20日(日) 陶器山(天野街道) 晴れ 10名 12種
夏の暑い中、恒例の陶器山清掃探鳥会を実施した。
予想した通り参加者も観察した鳥も少なかったが、周りの環境を少しでも良くしたいとの意図で、
毎年実施する象徴的な行事なので、今後も途切れる事無く続けていきたいと思っている。
拾ったゴミは年々少なくなっており、通行人のマナーも年々向上しているようだ。 (仲)